間抜けの構造

所感

ビートたけしが日本独自の考えというか文化である「間」について言及した書籍。構成としてはたけし本人が経験した過去のエピソードに「間」がどのように関わってきているのかを解説するという形式になっている。


お笑い以外にも様々なジャンルで「間」というものが大事であると語るたけし。やはり一ジャンルでトップ層に君臨する人間だからこそ持てる説得力だ。これがそこらのしょうもない芸人だったり名も知らないような学者だったりしたら説得力はまるで無いだろう。


ページ数はそこまで多くないのですぐに読み終えることが出来る。その割に得るものが大きいように感じたのでお勧め。