アルジャーノンに花束を

所感

脳の障害によって知能レベルが著しく低い主人公がとある実験の被験者となり、段々と知能レベルを上げていく話。


ストーリーは主人公の一人称視点で進行していくため、実験によって上がった知能に比例して文章も高次のものとなっていく。このように主人公の知能上昇をメタ的な部分で読者に提示してくるのは面白いと感じた。


ハッピーエンド・大団円的結末を見せるかと聞かれれば否定せざるを得ない。読了後になんとも言えない気持ちになってしまう。


だがそのような物語が苦手な人にもぜひ読んでほしい、そう思える書籍だ。